東武野田線の新型車両「60000系」運転開始
東武野田線の新型車両「60000系」の営業運転が15日から始まり、就役を記念した「出発式」が柏駅で行われた。
野田線用として「人と環境にやさしい」を基本理念に開発された車両は、LED(発光ダイオード)照明の使用や車体の
軽量化により、従来の8000系に比べ電気使用量を約40%削減し、騒音も低減。車いす用のスペースを1編成(6両)
のうち4両に設けるなど障害者にも配慮されている。
式典では、柏市の秋山浩保市長と、人気アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで野田市出身のタレント大島麻衣
さんが来賓としてテープカット。
諏訪光伸駅長の合図で、大宮行きの初列車が滑り出して行った。
学生時代に野田線を利用していたという大島さんは「野田線は青春の苦楽をともにした路線。
これから新しい車両で野田に帰って来られると思うと楽しみ」と話していた。
(2013年6月16日 読売新聞より抜粋)
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